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NRSは、兵庫県西宮市越水町にある
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Neutral Racing Service

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バイクからの異音

バイクからの異音に悩まされいる方意外と多いと思います。

そんな中で先日作業しました内容をご紹介したいと思います。

バイクはイタリアンバイクブランドのカザッティー。

お客様は、どうもBB付近から異音がすると。

コンポーネントはコーラス。以前レコードな方のインターマックスが同じ症状でフレームサイズが私が乗れるサイズだったこともあり、ブレーキをかけながらクランクにトルクをかけつつ踏み込むと音がします。あ明らかにBBに異変がありました。そこで、BBをCULT化することにより異音が消失した実績がありましたので、まずはBBのCULT化を提案し、実施しました。

カンパのBBシステムは現行二種類あり、ウルトラトルクとパワートルクになります。

CULTと言うのは”ceramic ultimate technologyの略で、スペックではベアリングにグリスはおろか、オイルすら不要と言われていますが、ベアリングから音が出る場合に限り、数滴オイルを垂らすのが推奨とされています。

新品のCULTのアッセンブリー(CULT専用BBカップとクランク側のセラミックベアリングとダストシールのセット)。

クランクを外し、クランクをBBから外します。ウルトラトルクはクランク側にベアリングが付く構造です。そしてクランク側のステンレスのノーマルベアリングをプーラーを使って外し、インストーラーを使い圧入します。

反対話のクランクも同じように作業します。

CULT用BBカップをフレームにインストールし(この際BBねじ山にはカンパ推奨のロックタイト222を塗布します。)

そして、CULTベアリングのインストールの完了したコーラスウルトラトルククランクを取り付けます。

ココから少し話が脱線しますが、カンパのウルトラトルクのセンタージョイントの規定トルクは42キログラムニュートンメートルから60キログラムニュートンメートルと定められています。

時間のある時は、45ニュートンメートルにセットしたトルクレンチを使いVARのウルトラトルク用レンチで50ニュートンオーバーに締め込みます。

時間のない時や、現場ではトルクレンチを使いませんから、こうやって時間のある時に感の補正をしてやります。

BBから異音のするカザッティーもフレームが大きく、私が乗れるサイズではありません。

CULTに交換後、弱めの規定トルクでトルクレンチを使い、規定トルクにVARのウルトラトルク用レンチ50ニュートンキロメートルオーバーに締め上げました。

正しい製品(新品のCULT)、正しい工程の組み立てにより、これ異音が出るようでしたらBB以外から問題と言う事で、問題の切り分けが出来ます。

結果は、見事に音は喪失しておりました。

以前、ウルトラトルクのクランク交換を依頼された事がありました。

ちょうどVARのウルトラトルク用のごついハンドルのレンチが入荷したところでしたのでそれで外そうとして、体重をかけるびくともしません。私の体重は80㎏を超えています。

フン!フン!と作業台にセットしたバイクからウルトラトルクを外そうとしてもびくともしません。

結局外れるには外れたのですが、明らかにオーバートルクで締め付けられていました。おかけで、

左手首を痛めてしまいました。

その際に、クライアントは何も言わなかったのですが、交換したクランクは規定トルクに則り締め付けて全く持って問題はありません。

後で伺うと、新車購入店でBBから異音がすると訴えると、クランクのセンタージョイントボルトを兆オーバートルクで締め付けることにより、音は消失したと。

ここで、問題の切り分けが出来ます。

購入時規定トルクで締めたで思われたであろうバイクのBBから異音がした。異音はオーバートルクで

外すのに左手首を痛めるぐらい)締め付けることにより異音は消えた。

NRSに来られてクランク交換をするも規定トルクで組み立てた結果、異音など発生しなかった。

上記から、クランクもしくはベアリングもしくは両方に異常があった事が問題の切り分けとして出てきます。

感で作業することは何ら問題いと思います。私もほとんどの作業はトルクレンチなど使わずに間で作業していますから。

ただ、年間の組み付け量の少ないパーツや定期的な”感”の補正としてトルクレンチは使用しております。

カンパのウルトラトルクを超オーバートルクで締め上げた方は、インターネットラジオの喋り手として結構有名な方なのですが、、、

このケースは、オーバートルクにより交換したクランクを締め付けた結果音は消失した。しかしNRSで規定トルクで組み付けた結果、異音は発生しなかった。

これにより、クランクもしくはベアリングもしくは両方に何らかの問題があったのだと推察されます。