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NRSは、兵庫県西宮市越水町にある
スポーツサイクル専門の自転車屋です。
ロードレーサー,トライアスロンバイク,
ツーリングバイク,シティバイクの販売、
修理。
カーボンホイールやカスタムバイクの
ご相談もお気軽にお問い合わせください。

Neutral Racing Service

〒662-0864
兵庫県西宮市越水町1-2
ニューフタバサンモール内
駐車場有
TEL 0798-22-1988
営業時間 10:00~19:00
定休日:水曜日&木曜日
アクセスマップ
タイヤ考
[タイヤ考4]チューブラータイヤを使うのは大変なことではありません。

[その1]で私は「チューブラータイヤは非常にアナログかつ乱暴なシステムを採用しています。リムセメントという糊でタイヤをリムに貼るのです。パンクしなくても、約3ヶ月でチューブラーは、劣化を始めます。正確には、チューブラータイヤを貼るリムセメントが劣化するのです。リムセメントが硬化して粘性を失うとタイヤがホイルから剥がれてしまうので、3ヶ月から6ヶ月に一度はリムセメントを塗りなおさなくてはいけません。
更に、貼り替えの時にはリムに残ったセメントを溶剤で落としてやらなくてはなりません。一本につき一時間近くかかってしまう作業です。硬化したリムセメントを落とす作業は非常に手間のかかるものです。」
と書きました。
そして、「選手が求めるレベルで、きっちりとタイヤを貼れるショップは激減しているのが現実です。」とも書きました。
確かに、最近はチューブラーホイールを適切に扱うことが出来る店は激減しています。
ショップが「もう今はクリンチャーの時代だよ。」などと平気で言っているようですが、それはショップの都合です(笑)。レース現場を知らないのです。
先日、ホイールを組み、タイヤを貼って納品させて頂きました。お客様がスペアタイヤを持っていなかった為、あまり減らないうちにリアタイアを新品に交換し、スペアタイアにする事を薦めました。
後日、お客様が「通勤ルートの途中にあるスポーツバイクを扱うお店でタイヤ代だけで貼ってもらった」とホイールを持ってきてくださいました。そのタイヤはタイヤが均等に貼られていなくて、バルブ部分がリムから浮きあがっていました。反バルブ側のタイヤは思いっきりテンションがかかっていました。リムセメントを塗った後、修正(非常にシビアな作業です)のタイミングも逃してしまったまま納品したのでしょう。
そのまま使用するとバルブがずれてパンクする恐れがあったことと、リム(今は入手困難なカンパオメガでした)への負担が大きく、ホイールがダメになってしまうので、慌てて貼りなおさせて頂きました。
ショップが工賃を取らないのは、責任も持たないのと同じ事です。NRSは、貰った工賃分はキッチリと仕事をさせて頂きます。交流があったショップだったので、「工賃を取らないからといって、いいかげんな仕事は×」と後日チェックを入れておきました。
このように、チューブラータイヤを使う為には手間と技を覚えなくてはなりませんでした。
最近では、ミタヤのTTP-1という両面テープでのタイヤ貼りが主流です。簡単な工程で、リムセメントで手を汚すことなく、誰でもチューブラーを扱えるようになりました。
プロチームではあまり採用されていない商品ですが、プロレベルではコスト増が無視出来ないからであり、決して性能が低いからではありません。
最近ではクリンチャーの性能が上がった為、チューブラータイヤのメリットが少ないと言われます。しかし、
クリンチャーの普及に尽力してきたミシュランが大きなレースにおいてチューブラータイヤを用意している事も事実です。
安全性の面でも、タイヤとホイールをトータルで見た時の性能を考えても、クリンチャータイヤはチューブラーを超えることが出来ないのです。