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NRSは、兵庫県西宮市越水町にある
スポーツサイクル専門の自転車屋です。
ロードレーサー,トライアスロンバイク,
ツーリングバイク,シティバイクの販売、
修理。
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Neutral Racing Service

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ニューフタバサンモール内
駐車場有
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定休日:水曜日&木曜日
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タイヤ考
[タイヤ考2]チューブラータイヤのメリット

さて、前回のコラムの最後に「NRS流の解説をしていきたい」と書きましたが、あまりカタログや雑誌では
触れられていない側面から解説していきたいと考えています。
先に結論から書いておくと、チューブラーのアドバンテージはホイールとタイヤとトータルで見た場合に明らかになります。
例えば、同じ性能を持っているクリンチャータイヤとチューブラータイヤがあったと仮定すると、チューブラータイヤのほうが確実に100グラム近く軽量になり、運動性能は高くなります。もし予算に余裕があり、NRSもオススメするヴェロフレックスなどの高級チューブラータイヤを使用すれば、圧倒的な性能差を手に入れることが出来ます。
クリンチャータイヤのスペックには引っ掛けがあるのです。
「200グラムアンダーの軽量…」とあっても、それはタイヤ単体の重量であって、実際にホイールにセットする時にはチューブとリムフラップの重量が増加してしまいます。つまり、軽量な70gくらいのチューブを使用したとしても、タイヤ重量+100g弱がホイールの外周にセットされるのです。
最も外側に来る部分の100g前後の差は、実際に走ってみると大きな差となって現れます。
更に、リムの重量もチューブラー用のリムのほうがクリンチャー用のWOリム(WOとは、ワイヤードオンの意味で、クリンチャーのビードワイヤーの事を表します)よりも必ず軽くなります。同じグレードなら、クリンチャー用のリムにはビードワイヤーの掛かりを確保するための耳が必要となるからです。
しかし、チューブラータイヤの持つ最大のメリットは重量では無いのです。
それは、タイヤがパンクした時も多少はバイクのコントロールが可能になるということです。
まず、チューブラータイヤはパンクした時は徐々に空気が抜けていくことが多いということ。
クリンチャータイヤは一瞬で空気が全て抜ける事が非常に多いです。
そして、この写真(ガラス片を踏んでバーストしたものです。)のように、一気に空気が抜けてしまった時もチューブラータイヤのメリットが光ります。流石のチューブラーもガラス片の前には無力で、ケブラーネットのアンチパンクベルトまでサックリ切れ、一気に空気が抜けてしまいます。
このバイクを乗っていたのはオーナーの友人(ビギナーの方)は、タイヤの空気が一瞬で抜けてしまったにもかかわらず、落車せず停止できました。このバイクはNRSで古いビチューをリビルドしたもので、ホイル組みからタイヤ貼りまで全て橋本自身が作業を行ったものです。
タイヤが接着剤によってリムに直接貼られているがゆえ、空気の無い状態でもリムはアスファルトに直に触れることなく、ライダーはバイクをある程度はコントロール下におくことが可能です。クリンチャータイヤであればリムからタイヤが外れ、アルミリムがアスファルトに直にあたり、コントロールすることは不可能な状態で落車するでしょう。
チューブラータイヤだから大丈夫というわけでは無く、いいかげんに貼られてたチューブラーでもクリンチャータイヤと同じ結果になってしまいます。
これが、NRS橋本が考えるクリンチャーに対するチューブラーの絶対的なアドバンテージです。